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紙版画の版は、2種類以上の色画用紙を使う

                                     長野県   堀田 幸雄


 紙版画の版に使う紙は、白い画用紙だけを使ってはいけない。

 版を作るということは、絵を描くことと同じ意識で取り組まなければいけない。

 顔を作るとき、白い画用紙の顔に白画用紙で作った目・口・鼻などをつけたのでは、子どもたちは「描いた」という充実感を持つことはできない。

 目・口・鼻・眉毛・耳・髪の毛は、白い画用紙とは別の色画用紙を使う。

 顔につけた目や口、鼻などがはっきりとわかり、子どもたちは自分が「顔」を作っていることがはっきりとする。
 

 紙版画では、

二種類以上の色画用紙を使う。

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