小学校  図画工作  版画  紙版画                            長野県   堀田 幸雄

紙版画の版の紙の切り方

 紙は手でちぎる。

 子どもたちは手でちぎることに抵抗感がある。

 子どもたちに「不自由」を与える。

 はさみで切れば簡単に切れるが、手でちぎることは思うような形に切れない。

 だから、ゆっくりとちぎっていく。

 酒井式描画指導法の「かたつむりの線」と同じである。

 手でちぎるため、ゆっくりとちぎり、ちぎった形が活きた形になってくる。

 ただし、手などの細かい部分ははさみで切ることも必要である。

 紙は、

手でちぎって、形を作る。