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長野県    堀田 幸雄

善光寺地震の跡を探る

1847年(弘化4年)5月8日夜10時頃、長野盆地で大規模な地震が起きた。
その災害の跡をたずねてみた。

善光寺の鐘が落ちた柱の傷(長野市)
                     
地震の強い揺れによりはずれ落ちた鐘の縁がぶつかって出来た柱の傷跡

ひまわり公園の断層の跡(長野市)
                     
地震断層の跡を石垣と階段で落差を修復した。

小松原の断層の跡(長野市篠ノ井小松原)
                   
地震で出来た断層の段差を石垣として残してある住宅

臥雲院の三本杉 (上水内郡中条村)
                      
かつては、180メートル上にあったが、1847年の善光寺地震に大地とともに滑り落ちてきた物で、45度に傾いているのはそのためである。


善光寺地震で噴き出した油田井戸跡(長野市真光寺)
           
真光寺ループ橋の下 石油井戸跡 あずまやの中に石油井戸跡があります。
善光寺地震で地滑りが起き、そこから原油が湧き出てきた。
真光寺の石油から、石坂周造が1871年(明治4年)に日本で最初の石油精製会社を長野に作った。次第に生産量が減り、明治11年頃会社を閉じた。
この井戸は1947年(昭和22年)に完成し、1961年(昭和36年)まで、地元のガラス工場で利用していた。

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